地底海に眠る

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Clair Obscur: Expedition 33 クリア&トロフィーコンプした話(ネタバレ注意)

クリア&トロコンしたよ🙌

5月に念願のゲーミングPCを買いまして、息子も私もゲーミングライフを絶賛満喫中なんですが、GTA5をクリアした息子に引き続き、私も「エクスペディション33」をクリア&トロコンいたしましたー🎉

購入したゲーミングPCがマインクラフト同梱パック?とやらで、もらえる条件がXBOXのサブスクに加入することだったんですが、色々見てみたら息子がやりたがりそうなタイトルがあったので引き続き加入しておくことを決め、であるならば元を取ろうwと私も久々に本格RPGに着手。いや~面白かったですね。

調べて見ると2025年4月に発売されたばかりらしく、そんな新鮮なタイトルもサブスクで遊べるんだ!?とびっくり。

フランスで制作された作品なのですが、日本のゲームに強い影響を受けていて、なんか19世紀の浮世絵がフランス芸術に強い影響を与えた「ジャポニズム」の現代版みたいな感じがして面白いですよね。

フランスの日本アニメ好きや日本ゲーム好きは有名だけど、本当に好きなんだなあと。

日本のゲーム文化の影響を受けつつも、音楽や舞台設定、ストーリーには古典的なフランスの芸術がしっかりと根ざしていて、それにエキゾチックさがあるし、良い相乗効果を感じます。

日本のファンタジーって現代社会を基盤にそれが崩されるようなパターンに秀作が多い気がするんですが(真・女神転生シリーズとかゼノギアスの過去的な)、欧米のゲームはファンタジーというと古典的な中世の文化や妖精やドワーフのような完全別世界ものが多いかなという印象。でも日本人からみて馴染のない文化でも、欧米文化としては「慣れ親しんだ文化」なのかもしれません。「指輪物語」や「ナルニア国物語」みたいな。

どこを見ても美しい世界

トロコンで苦労した話

はじめの方は攻略サイトを利用せずに自力でやっていたんですが、このゲーム強くてニューゲームがあって周回ありきで設計されているので、知らないと取り返しがつかない要素が最初の方にいくつかありまして、ACT2に入ったタイミングで、はじめからもう一度やり直しています。

大きな大陸のマップはあるのだけど、各エリアのマップは無く、攻略サイトのマップを見ながら進めていかないと重要なアイテムの取り逃がしもしやすい。何度も戻ったりしてると時間かかっちゃいますしね。

各キャラクターの技の特徴や戦い方なども初見で把握するのが難しく、普通にストーリーだけこなすにはどうとでもなるのですが、隠しボスなどを倒すには漫然とやっているだけでは難易度が高すぎてしまいます。

トロコンで特にしんどかったのが、「ジェストラルの浜辺」(ミニゲーム)と隠しボスの「シモン」ですね。

シモンに関しては、レベル99まで育てても一撃当たっただけで即死だし、シモンのHPが1/3以下になるとチームが強制退場させられてしまうしで、リコートというアイテムによるステータスの振り直し(HPや防御力高めても攻撃力低いと倒せないし、すぐ死んでしまうので、防御無視して攻撃力特化にする必要あり)や、ピクトス・ルミナでデバフ系含め攻撃力に振り切るアタッカーと補助を用意する必要がありました。

私は「マエル」攻撃力特化のアタッカー、「シエル」マエルの攻撃力を二倍にできる支援と自動消滅で仲間に盾を付与、ブレイクダメージ補助と通常攻撃コンボ、攻撃でデバフを与えるルミナをつけた「ヴェルソ」でフリーエイム(銃)を撃ちまくり攻撃コンボでブレイク(麻痺)させるパターンで、ゴリ押しで倒しました。

シモンは仲間が盾を持っていると盾を盗むのでその習性を利用して攻撃させないようにして、無防備やブレイクなどのデバフで敵の防御力を奪い短期集中で倒すパターンですね。

マエルの火力が弱い場合はマエルのグラディエントアタックLV3の弱い敵を抹消するという技で倒すパターンもあるみたいですが、エクスペディション33で間違いなく最強、ボスより全然強いシモンが「弱い敵」だと…?とにわかには信じられません。

私は全部やり込んでから最後にストーリーをクリアしたのですが、シモン戦でゴリマッチョになってしまったのでラストボス戦が瞬殺雑魚過ぎてやばかったですw

一旦エンディング見たあと、ボス戦後から続きができるようになっていて、やりこみはストーリーの後でやってねという仕様だったw(更にその後難易度の高い強くてニューゲームもできるらしい)。



エンディングの話

エンディングは二種類用意されていて、「マエル」か「ヴェルソ」を選択することでどちらかを見ることができます。

ただオートセーブなので、自分で任意のタイミングでセーブすることが難しいんですよね。

ネット情報だとどちらかを見たあとに、オートセーブが二回更新される前にロードし直せば2つとも見れるとあるんですが、私は普通に一個みたらオートセーブですべてクリア後データになってしまっていて、戻ることが不可能でした(また最初からストーリークリアするの嫌だったので、もう一つはユーチューブに上がってるのを見ちゃったゴメソw)

個人的には「マエル」がバッドエンドで「ヴェルソ」がトゥルーエンド(ハッピーエンドではない)かなという印象。

私はとりあえず「マエル」を選択したんですよねぇ。どうしても幸せなギュスターヴの姿を見たくて。

人間らしい弱さと人間ならではの強さを持ったギュスターヴ

シナリオ的にこれはハッピーエンドにはなり得ないなとは思っていたんですが、やはり現実逃避の仮初の幸福という違和感がありまくりのエンディング。

YouTubeで見たw)「ヴェルソ」エンドは「正しい選択」というしかない終わり方で、まあそうなるしかないよね~という。

いずれにしても大団円とは程遠いちょっと苦みのある物語で、強いていうなら(特殊能力もった)家族の物語であり、未熟な若いマエルの成長譚なのかなと。

 

非常に評価の高いゲームなんですが、実際やってみて私もとても楽しむことができました。ずっと心のどこかに残り続けるような名作だったと思います。